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私は24卒でプライム市場に上場している食品メーカーに入社した新入社員です。
そんな入社したばかりの鮮度の高い就活で有効な情報を発信し、これから就活を迎える学生や現在就活に励んでいらっしゃる方々のお力になれればなと思っております!
今回は「STAR法」についてです。この「STAR法」はES作成時や面接の際の話の構成を築くのに大変有効な手法です。ぜひES作成時や面接の際に意識をしてみてください。
STAR法の「S」
STAR法における「S」はSituation(状況)の頭文字の「S」です。まずはどのような状況・場面で何が起きたのかを話の構成の始めにもってきます。例えば、部活のキャプテンをしていた際に部員のまとまりが良くなく、欠席率が高かった、という背景説明です。このように先に背景説明をしておくことで、ESを見る人事担当者や面接官は頭で状況を思い浮かべながら聞くことができるため、話が理解しやすい状況を作ることができます。実はこれは非常に重要なことで、状況がわかりにくい話を人事担当者や面接官はわざわざ理解しようとしてくれません。1日に何人ものESや面接を担当をするわけですから、それも当然だと言えます。
STAR法の「T」
STAR法における「T」はTask(課題)の「T」です。特定の状況で起きていることに対してあなた自身にどのような課題や役割を担当したのかを明示します。先ほどの例をそのまま引き継ぐと、キャプテンとして部員を何とか促して練習に出席してもらい、まとめる、というのが課題や役割にあたります。
STAR法の「A」
STAR法の「A」はAction(行動)の「A」です。課題や役割を担当して、どのような行動や対策をとったのかを明示します。先ほどの例で言うと、部員に練習に出席してもらい、まとめるために自分でアポをとって練習試合の頻度を増やした。なぜなら、試合前になるとさすがに部員が練習に参加してくれていたため。また練習後に必ずミーティングを開くようにし、その日の良かった点や悪かった点をチーム内で共有し、まとまりを作ろうとした、のような具合です。
STAR法の「R」
STAR法の「R」はResult(結果)の「R」です。あなたが課題をもってとった行動によってどのような結果や成果が得られたのかを明示します。先ほどの例で言うと、練習試合の頻度を増やしたことで練習の参加率が大幅に上がり、また練習後にミーティングを開くようにしたところ部員同士のコミュニケーションが増え、各部員が部活に対するモチベーションがかなり上がったことで練習試合を頻繁に組まなくても参加率が定着するようになり、チームをまとめ上げる力が身についたことやチームで動くことの重要性を知ることができた、のような具合です。
人事担当者や面接官は「結果」を重要視するような傾向がありますが、それにたどり着くまでの説明や話の構成がバラバラであったり、理解しにくいものであると「結果」さえも知ろうとはしてくれません。つまりすべての要素を順番に構成していく必要があるのです。このことを意識してES作成や面接に挑んでください!応援しております!!