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当ブログにアクセスしてくださり、ありがとうございます!
私は24卒でプライム市場に上場している食品メーカーに入社した新入社員です。
そんな入社したばかりの鮮度の高い就活で有効な情報を発信し、これから就活を迎える学生や現在就活に励んでいらっしゃる方々のお力になれればなと思っております!
今回は「(株)キーエンスの企業研究」となっております。私が就活生の頃に行った企業研究を基にしておりますので、志望度によっては浅い企業研究になっていることもございます。この情報を参考にしてご自身でも再度企業研究を行ってください。※情報はできるだけ最新の情報を扱うように心掛けております。
キーエンスとは
「キーエンス」という会社名を聞いたことがある方は多いと思います。また多くの方はこのようなイメージを持っているのではないでしょうか。
「圧倒的な営業スキルを持った者が集う集団」
上記のイメージは正しいですが、では何を売って営業活動を行っているのでしょうか。
キーエンスは3Dプリンターや測定器、センサなどを製造する「総合メーカー」なのですが、実は製造自体は外注で行っております。しかし製造過程においてどのような製造をしてほしいか、どのような機能を付けて欲しいのかの指示は出しています。これがキーエンスの”強み”です。
キーエンスは消費者の”ニーズ”を捉えることが非常に得意です。特に”潜在ニーズ”を捉えることに特化しているといっても過言ではありません。この”ニーズ”をしっかりと捉えているから「圧倒的な営業スキルを持っている」と思われるのです。
以上のことを踏まえて、
『キーエンスが”売っているモノは付加価値』
だと言えます。この「付加価値」の追求に非常に貪欲であることが”キーエンス流の営業”であります。
キーエンスの考え方
①”最小の資本と人で最大の付加価値を上げる”
キーエンスが考える付加価値=事業活動により生み出された新しい価値=社会のどれだけ貢献しているのかの指標
であります。上記でも述べましたが、キーエンスは『社会の役立つもの=付加価値を創造する会社』です。このような”役割”を担い続けているからこそ、キーエンスが生み出す新商品の約70%は”世界初・業界初”の商品となっております。
また”最小の資本”とは単純に”お金”だけではありません。キーエンスは『時間は最大の経営資源』という考え方を持っています。つまり「要する”時間”も最小・最短で」という意味も含まれているのです。
②”本質的に考えて判断する”
”本質的に考える”とは何のことでしょうか。それは「”目的意識”と”問題意識”を持て」ということです。
「その仕事は何のために行うのか」、「どのような”価値”を生み出すのか」=目的意識 「今行っている営業活動は本当に適切なものあるのか」=問題意識 |
これらを踏まえて”判断する”ことが大切であるという考え方を持っています。
③”任せることで人は育つ”
キーエンスでは入社後6ヶ月間はみっちりと研修を行います。通常の企業では入社後1週間~長いところでも2ヶ月程度で研修が終わりますが、キーエンスではその研修期間が6ヶ月であり、その後に営業所に配属されるのです。
配属後すぐの段階では先輩の営業に同行させてもらったりはしますが、基本的には6ヶ月の研修で”1人で営業活動ができる”状態まで仕上げられます。
これには2つの意味があると考えられます。
まずは”任せることで責任感を理解させる”ことです。自身が置かれている社会的な立場を理解してもらい、早くに自立をさせることで”一人前のセールスマン”に仕上げるのです。
2つ目は”最小の人で効率よく成果を上げる”というキーエンスの根幹となる考え方に基づいての方針です。営業同行は大切なことですが、効率的ではありません。なぜならどちらか片方は横にいるだけになってしまうからです。
キーエンスの企業研究として使える書籍
キーエンス解剖 最強企業のメカニズム [ 西岡 杏 ] 楽天で購入 |
付加価値のつくりかた 一番大切なのに誰も教えてくれなかった仕事の本質 [ 田尻 望 ] 楽天で購入 |
上記の書籍は「キーエンスの企業研究」としてはもちろん活用できますが、普段の生活や仕事などの際に意識しておきたいことなども書かれており、非常に有用な書籍だと感じます。
特に2つ目の書籍は『キーエンス流の営業』をそのまま学べている感覚で、「これを1,760円で学べていいのか!?」というのが率直な感想です。
ぜひ購入して読んでみてください!
待遇
◎給与
:月給は25万円(学部卒)です。しかしキーエンスでは”ボーナス”が年4回あります。そのためキーエンスの平均年収は2,000万円を超えております。すごいですね…(笑)
◎休日
:年間休日は127日となっております。GW、夏休暇、冬休暇でそれぞれ9~10連休取得できる制度があるので、たくさん稼いだお金をそれらの場で使うことができそうです(笑)
またもちろん年次有給休暇やその他特別休暇も制度としてございます。
その他「福利厚生」も非常に充実していると感じます。