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私は24卒でプライム市場に上場している食品メーカーに入社した新入社員です。

そんな入社したばかりの鮮度の高い就活で有効な情報を発信し、これから就活を迎える学生や現在就活に励んでいらっしゃる方々のお力になれればなと思っております!

今回は「グループディスカッション対策」となります。

企業によって選考過程で「グループディスカッション」を導入する企業もございますが、多くの場合「グループディスカッション」はございません。そのためもしもあたなが行きたいと思った企業の選考過程で「グループディスカッション」があった際に対策不足で落ちてしまう可能性も出てきてしまいます。そのようにならないためにも「グループディスカッション」とはどのようなものなのかを理解し、意識することを覚えておく必要があります。

「グループディスカッション」とは

まずは以下の表を見てください。

グループディスカッション4~8人程度が1グループとなり、グループ内で与えられたテーマに沿ってディスカッション(話し合い)を行い、一つの答えを出す(ここでの”答え”は”正解”でなくて良い)
ディベート複数人で2グループに分かれ、与えられたテーマに沿って議論を行い、自分が属するグループの主張が”正解”となるように導く

大きな違いは同じ空間にいる人が「全員仲間」なのか「仲間と敵に分かれている」のかです。まず抑えておきたいのは「グループディスカッション」においては同じグループになった人たちは”仲間”であります。そのため”協力”することが何より大切であります。つまり「グループディスカッション」では『協調性』を見定めることが出来ます。同じグループの”仲間”の意見を真っ向から拒否・否定したり、”仲間”の役割を奪うことは『協調性』が欠けており、不合格となるでしょう。

自身の”役割”に徹する

「グループディスカッション」ではそれぞれ”役割”があります。主な”役割”は「司会・進行」「タイムキーパー」「書記」「発表者」です。人数が多く、この4つの役割をどれも持っていない方は全員「ひたすら意見を出していく」という”役割”があります。

この時に例えば自分は「書記」であるのに、勝手に「司会・進行」をし始めたら『協調性』がないとみなされるわけです。

これを理解し、必ず自身の”役割”に徹するよう、また他人の”役割”を取らないよう心掛けてください。

テーマに沿ったディスカッションを展開する

グループで議論を展開するため、行き詰ってくるとテーマから逸脱した議論になってしまうことが多々あります。「グループディスカッション」の最終目的は「グループで一つの答えを出すこと」であるので逸脱したテーマで議論を広げたところで”答え”にはたどり着けません。

「司会・進行」を担当する方が気づけば良いのですが、そう簡単には気づくことが出来ない場合が多いです。その際は自身がどのような”役割”を背負っているのかに関わらず、修正を加える必要があります。

常に与えられたテーマを念頭に置き、ディスカッションを展開することを心掛けてください。

評価基準

①協調性
②発想力
③論理的思考

すでにここまでで述べてきた通り、以上の3つが評価基準となります。

『発想力』はあくまで”現実的”でなければいけません。斬新なアイデアが良いわけではなく、”現実的”かつ”斬新・新しい”アイデアが評価対象となります。また”ありきたり”な答えもあまり評価が高いとは言えないでしょう。「そんな考えもあったか!」と面接官が思った場合に高評価を得ることができます。もしも”ありきたり”な答えにしかたどり着かない場合は”理由”を突き詰めてディスカッションしてください。こちらであれば高評価を得る可能性はあります。

『論理的思考』は”話し合いの順序”を先につけておくと展開しやすくなります。また『論理的』に考えることは「発表者」のためにもなります。話し合い自体が『論理的』に行われていれば「発表者」は話した順序のまま発表をすれば良いだけで非常に助かるでしょう。正直「発表者」が一番難しく避けたがる”役割”であるため「発表者」になってくれた方のためにも『論理的』なディスカッションを心掛けてください。