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私は24卒でプライム市場に上場している食品メーカーに入社した新入社員です。

そんな入社したばかりの鮮度の高い就活で有効な情報を発信し、これから就活を迎える学生や現在就活に励んでいらっしゃる方々のお力になれればなと思っております!

今回は「社会人になるまでに身につけておきたい習慣」を紹介させていただきます。

皆様は「読書」と聞いてどのようなイメージを持たれますか。

よく「活字を読むのが得意ではない」、「わざわざ読む必要を感じない」という意見を耳にします。確かに活字離れが進み、近年ではAIが自動的に話を要約し、それを読み上げてくれるサービスまで普及している便利な時代となりました。しかし”便利”なだけではあなたの力にはなりにくいです。受動的なことは所詮その程度のことしか得ることが出来ません。「読書」という行為は”能動的”な行為であるのです。

そこで今回は本を読むことで得ることができるメリットとおすすめの書籍をいくつか紹介させていただきます。

メリット①「様々な考え方や物事の捉え方ができるようになる」

ビジネス書や自己啓発本を読んでいると、「こんな考え方があったのか!」や「なるほどなぁ」と思うことが多々あります。社会人になるとこれまでと人との関わり方が変わってきます。これまでは自分が関わりたい人と関わってくればよかったのですが、社会人になるとそうではありません。むしろ関わりたくないと思う人と関わらなければならない場面の方が多くなります。ではなぜ「関わりたくない」と思うのかというと「相手の考えや意見が理解できない」からです。人間の考えは十人十色です。そもそも考え方が違うことが当たり前であるのに、自分が中心のように考えてしまい、相手の考え方を受け入れなくなる人が多いのです。経験でどうにか理解できるようにはなりますが、「読書」が最も手っ取り早く経験を積むことができます。様々な考え方を知り、どんな意見でも理解しようとしてみてください。

メリット②「賢く思われる」

これは「読書」をしていることが「賢い」ということではありません。「読書」をすることで様々な”言葉”を知ることができます。また話の構成も上手になってくるでしょう。ただ会話しているだけで「この人賢い人だな」と思われるとそれだけで”得”です。人間関係をうまく構築でき、仕事がスムーズに運ぶことが多くなるでしょう。

メリット③「メリハリをつけられる人間になる」

「10分だけYouTubeを観よう」、「10分だけスマホゲームをしよう」。これで本当に10分でしっかり切り替えられるのであれば全く問題はございませんが、気が付いたら1時間経っているような方も少なくないと思います。そのような方は「自分に甘い」のではなく、「メリハリのつけ方がわからない」だけです。「メリハリをつける」ことは大変重要なことです。「メリハリがつけられない」方は本人は切り替えられているつもりが、第三者から見ると切り替えられていないことがわかります。ビジネス上では”人”が見られるため、相手からマイナス評価を受ければ損をするのはあなたと会社の両方です。一度受けたマイナス評価を覆すのは簡単ではありません。逆にプラスの評価を受けると多少マイナスの部分が見えても「この人は優秀だ」というバイアスがかかり、なかなか評価が下がりにくくなります。「メリハリをつけられる」人間になるためにも「読書」は大事なのです。

おすすめの本①「7つの習慣」

完訳7つの習慣 30周年記念版 [ スティーブ・R.コヴィー ]
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まずおすすめする本が「7つの習慣」でございます。自己啓発本の代表作であり、私の個人の感想で恐縮ですが、この本をきっかけで”生き方”や日々意識することが変わり、心に余裕のある暮らしをできたり、穏やかな気持ちで人と接することができるようになりました。またこの本は非常に分量の多い本となっておりますが、次の文を早く読みたくなるほど”読書”にのめり込める本だと思います。

おすすめの本②「道をひらく」

道をひらく (松下幸之助シリーズ) [ 松下幸之助 ]
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こちらも自己啓発本の代表作品の一つです。著者は松下幸之助さんで松下電器(現パナソニック)の創業者です。本当に残してくださった1つ1つの言葉が深く、この言葉をまた自分なりに嚙み砕くとかなり”生き方”が変わってくると思います。こちらはかなり分量が少なく読み切りやすい本なので入門本としてはかなり良いと思います。また松下幸之助さんはその他にも多くの書籍をこの世に残してくださっているのでこの本を機にすべての本を読んでいただきたいと思います。