私は24卒でプライムに上場している食品メーカーに入社しました。

もちろん現在勤務している会社のほかにも様々な企業を受け、良い結果をいただくこともあれば、悪い結果もたくさんありました。

悪い結果の中でもES(エントリーシート)で落とされるものと面接で落とされたものとがありました。

今回注目したいのは後者の「面接」でのことです。

このブログを見てくださった読者の方には「面接」で聞かれる質問の”意図”を理解していただきたく、綴りたいと思います。

「あなたの就職活動の”軸”は何ですか?」

「あなたが学生時代に取り組んだことは何ですか?またどのような成果を生み、どのようなことを学びましたか?」

就活を経験された方ならこのような質問をされた方は多いのではないでしょうか。

またこれから就活を迎える方々には、上記のような質問は”必ず”聞かれる質問であるといっても過言ではないポピュラーな質問です。

上記のような質問は、もちろん単純に「就活の”軸”」や「”ガクチカ”」を知りたい面接官=企業もいるでしょう。

しかし多くの場合で上記のような質問は”深掘り”がなされます。

”深掘り”がされる場合は単純に知りたいというわけではなく、どこまで自分のなかで落とし込めているのかを確認されています。

言い換えると面接官=企業は別にあなたの「就活の”軸”」や「”ガクチカ”」を知りたいわけではないのです。つまり内容は立派なものではなくて良いのです。

むしろ立派すぎる内容のものは面接官から”意地悪”をされることもありますね(笑)

では何を知りたくて面接官=企業は上記のような質問をするのでしょうか。

答えはあなたの社会人としての潜在能力をテストするためです。

社会人になってから私は残念なことに「正しいこと=正解」ではないことを痛感しました。間違っていることでも正解にさせることが求められるのです。

間違っていることと言うと大袈裟かもしれませんが、つまり自社の製品やサービスを展開するにあたっては他社よりも優れているということを誇示しないといけないのです。

就活における「面接」はそれと同じです。

いかに他の就活生よりも自身の優位性を誇示できるのかを争う場が「就活市場」です。

つまり「面接」の場は自身の”営業活動”の場なのです。

これを柔軟に理解でき、行動に移せる人が「就活市場」では優位に働きます。

以上のようなことを意識して就職活動に取り組み、あなた自身が行きたいと思える企業から内定をいただけることを望んでいます。頑張ってください!